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設置は2010年6月5日いきなり思い立って始めるべし。 内容はブログタイトルからしてお綺麗なものだけを並べる気は皆無。発酵気味のブツブツ感想やらなんやら投下される可能性大ですので苦手な方はまわれ右で。
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今現在こんなところでのたくた書いている場合ではない境遇なのですが(今日から失業者)。
自分の現実人生と並行してきた自分の妄想人生をちょこっと振り返って禊ぎにしたいと思います。

今でこそ世間は腐女子だとかBLだとかがおおっぴらになり書店の新刊コーナーも「そっち系」な本が恥ずかしげもなくででーんと陳列されるようになってますが、こうなったのってここ10年くらいの間の変化だったように思いますねえ。

子供のころから読書好きで、学校でまで読書して小・中時代は完全浮いた子になってしまってましたがいわゆる今で言う「おたく」になったのは高校時代かな。

小・中学校ではもっぱら三国志や水滸伝、太平記やら宮本武蔵などの豪傑モノを読みあさり、登場する英雄の名前をほとんどすべて覚えるということに喜びを見出したりとどう考えてもかなり異色な少女でした。
が、男同士の厚い友情に燃えても萌えは知らなかった。
そういうサブ文化を知らなかったし思いつきもしなかったんですね。
だって同人誌のドの字も知らなかったし、漫画も親の厳しい監督のもと手塚作品やドラえもんくらいしか読んだことなかったし☆

しかし気に入ったものにはとことんのめり込んでいくというオタクの素質は危険すぎるほどあったと思われます(笑)


そして高校生になり…面白いと勧められた魔王伝(菊池氏著)を読んで衝撃を受けます。

なににって、まず「これ女の子が読むものではないよね」

三国志読んどいて「女の子」って今更って感じですがとにかくまず性的描写の激しさにびびりました。
えーえ、歴史ものを読めば分かりますが男女の濡れ場などまずない、たとえあっても数行でさらっとにおわせたりする程度のお上品なものなんです。

それが…どこに何をねじ込むかとか超露骨な描写が丸々1ページ以上にわたって、頻繁に書かれてるもんですから、それにあんまりびっくりしてしまい、キャラクターが面白いのと言われてもあんまり頭に入ってこなかった…(苦笑)

どう考えてもこの本の対象読者はオジサンだろと思ったけど…最初に読んだ女の子凄すぎますわ。

とりあえず発酵ワールドでは有名な変態医者×せんべい屋の主人を前にしても特に腐萌え~はありませんでした。
男と男のペケペケペケなんてただのギャグだろと思ってたんですよね…。


そんなまだ清純な私をまっさかさまにその手の道へ突っ込んだのが「間の楔」…吉原氏著のいわゆるJUNE小説です。


友情もギャグもない、逃げ道ナッシングの超真剣な恋愛小説です……男同士の☆


JUNE小説は女性向けですが、その世界を知らなかった時はなにが楽しくて男女のラブストーリーではなく男同士のラブストーリーなぞ読む人がいるのかと不思議に思っておりました。

その手のものが好きな子に一度なんで?と聞いたら、
「男女モノは逆に生々しすぎて嫌」
という答えが返ってきました。

魔王伝を思い出すと確かにうなずけなくもない主張でしたが、なにもそんなエロのどぎつい本を選んで読まなくても…と言うのが正直な思いでした。
だって男女モノでも生々しくない本も沢山あるんですから!


なにはともあれ薦められたので読んでみたのですが…先に魔王伝を読んであからさまな性描写への拒否感が大分弱くなってたのが幸い(災い?)したと思います。

そこにあったのは男とか女とかそんな枠などハナっからないぜ!
という世界でした。

純粋に恋愛ものとしては凄い苦しい恋愛といいますか…でも悲恋とはちょっと違うかな。
恋愛なんて呼ぶのも生易しすぎるような凄い執着と愛憎の物語です。
えええ、もうこんな激しい恋愛ものを読んだのは思えばこれが初めてでした。


お話自体は身分違いのロミオとジュリエットかな。
違うのは、惹かれあいつつもそれを相手に告げられない点ですかね。
ロミオとジュリエットは逆境もなんのその、サッサと愛し合って結婚してしかし手違いでウッカリ死んでしまいますが、間の楔の登場人物はまずお互いの身分違いが邪魔をして相手に思いを告げられません。
しかしかといってサヨナラできるほど浅い関係でもなく…。
当然の結果、お互いから離れられずに傷つけあいつつ、最後は二人の関係を容認できない者の思惑も絡みあいのデッドエンド…。

設定的には「愛人(ラマン)」のお話の方が近いか…死なないけど。


今も改編を重ねて出版が続けられている作品ですからやはり名作であったと思います。

で。
それはいいんですが…これを読んだ後…いわゆる腐センサーがいつの間にか備わってしまいました(笑)!!!


特に惹かれ合いつつも何らかの理由で一緒にはいられないというシチュエーションには弱いようです。
これまでに発酵妄想センサーに反応してしまったものを見返してもそう思う…。

セフィクラ(FFVII)
ハレリキ(PAPUWA)
ナルミツ(逆転裁判)
骸綱 (REBORN)

ナルミツだけなんか異色ですがこれは公式だから仕方ない(笑) ←え



ちなみにめっちゃはまったけど腐センサー反応皆無作品。

銀魂(恋愛?なにそれ食べれるの?)
魔人探偵脳噛ネウロ(ドSは健全に入りますか)


あと蛇足で、

中啓(学園ヘヴン)←端からホモゲー☆




どうやら私は身分違いの恋とかに弱いらしい…。
力量や身分などで非常にバランスの悪い人間関係が、恋愛(妄想ですが)を通してその差を埋めていく過程に燃え(萌?)るのかも。
そんでもって左側がたいがい強すぎるのが特徴的(笑)


こうして妄想するのは思い出すと確かに楽しかったけれどもそろそろ現実に立ち返らなくてはなりません…。
さてまた仕事探ししなくちゃねー!

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たぎってるときには日記が増えると思うけど超マイペースになると思われ。
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